消費者金融(キャッシング)の無人の自動契約機が
増加の傾向にあるが、問題はないのか?
消費者金融の
無人店舗は便利?
消費者金融(キャッシング)の無人店舗は、
利用客から見れば、
誰にも会うことなく借金ができるので
便利といえます。
消費者金融の無人店舗は、
法律上問題は内の?
法律上は、この無人店舗の自動契約機自体は
禁止されているわけではないのですが、
社会的にはいろいろな問題があると思われます。
利用客の個性への
配慮の問題
金銭の貸付けというのは、複雑な内容のものなので、
従来は、対面式で契約書を用いて行われていたものを
自動化した場合、
内容の適切性がより強く求められるので問題になります。
具体的には、
@利用者の個性が十分配慮されているか、
A過剰貸付けについて厳格な基準で運用されているか、
B利息制限法を遵守しているか、
などについてです。
利用者の借金への抵抗感を
拭い去ったという問題
無人店舗の自動契約機は、
テレビCMなどのイメージ広告も手伝って、
借り手の心理的抵抗感を
拭い去ったことも問題になります。
これにより、無防備な一般消費者を守る必要性が
より求められることになるのです。
破産の事件数の
増大
無人店舗の自動契約機が普及したことによって、
返済能力を考慮しないで
過大な借入をする人が
増えたことが問題になっています。
また、これを発端として
多重債務者が増大し、
破産の事件数も増大しています。
さらに、それに伴って、
契約内容を軽視する利用者が
増えていることも問題になっています。